2013年11月19日(火)

日原鍾乳洞

東京都西多摩郡奥多摩町日原1052

鍾乳洞入口

初めて海鼠を食べた人は凄い、と言うけれど、初めて大海を渡った人も凄いし、月に行った人も凄い。それがどんなことであっても、未知のことに挑戦してきた先人の勇気と行動力には感心する。

小川谷

鍾乳洞を発見した人の行動力にも敬服する。それがいつ頃のことかはわからないけれど、まだ電気も開発されていなかった時代に、何があるか予想もできない暗闇の中に歩み入った彼の背中を押したものは何だったのだろうか。

帰って来られないかもしれないという危惧と天秤にかけて、それに勝った好奇心の大きさ。それが「人」という生物をここまで成長させてきた力なのか。

日原鍾乳洞は、その昔、対岸にある一石山神社の修験の場だったという。今では夏休みに少年少女達が探検に来る場となっている。いつの時代にも、人は自分の可能性の範囲を広げるためにここへやってくるようだ。

東京都教育委員会の説明板 | 一石山神社由緒