日本大通り
神奈川県横浜市中区日本大通
横浜・日本大通のイチョウ並木の黄葉が見頃になっている。この通りは両側を横浜公園と象の鼻パークに塞がれているので、突き当たったT字路のまん中からまっすぐに延びる並木道を存分に見られるのがうれしい。
道幅が広いので陽当たりが良く、しかも午後には木々を黄金色に輝かす陽が横浜公園側からまっすぐに当たって散歩の目を楽しませてくれる。沿道には歴史的な建物やオープンカフェがあって自転車を降りてちょっと歩くにはちょうどイイ。
500m余りの短い区間ながら道幅が歩道も含めて36mもあるのは、外国人居留地と日本人の住む地域を隔てる防火用の火除地、いわゆる広小路として設計されたからで、開発当初は50m近い道幅だったという。
R.H.ブラントンの設計によって明治3年(1870)頃に完成(命名は同8年)した日本で初めての西洋式街路なのだそうだ。
(2017/11/29)右の写真を少し黄葉が進んだものに入れ換えました