2014年2月7日(金)

伐られた木

東京都世田谷区奥沢7-50-6

伐られた木

塀を突き破って道に乗り出していた木が伐られたようだ。どうせ伐るなら根元からスッパリとやって、塀を元に戻せば良かったように思うのだが、あえて残したところにこの家の主人の気持ちが込められている。

九品仏川緑道

不勉強なので花も葉もない幹だけでは何の木かわからないのだが、はみ出した木がブロックを食んで幹に沿ってブロックを削ったように見えるところが凄い。

前の道は九品仏川の跡だ。まだ川が流れていた当時、この木(柳かな?)は川にせり出すように枝を伸ばして緑の葉を揺らしていたのかもしれない。九品仏川は昭和49年(1974)頃に暗渠化されたそうだが、木が伐られたのはいつ頃だろうか。

九品仏川の跡は緑道に姿を変えて東急大井町線緑が丘駅付で呑川(緑道)に合流するのだが、この家の前後200mほどは緑道風にタイル舗装された一般道になっている。