県境バス停
東京都稲城市坂浜2863付近
多摩川の向こう岸は神奈川県(川崎市)かと思ったら東京都(稲城市)だった。鶴川街道を走って稲城市を抜け、分水嶺を越えたら町田市だと思っていたら、若葉台のところで閉じかけたドアに爪先をねじ込むように川崎市が割り込んできた。
調布から町田へ向かうこの道は何度も走っているので、地図は頭に入っているはずなのだが、知っていることと思っていることが一致しなくてこんなことになる。
ところが、知っていることとも思っていることとも全然違う所で、「県境(けんざかい)」というバス停をみつけた。ここはまだ稲城市内で、実際の神奈川県と東京都の境は1kmほど鶴川街道を進んだ下黒川バス停付近。間には「於部屋」という変わった名前のバス停もある。一体これはどういうことだろう。
もともとあった県境が変更になったということであればバス停の名前も変える所だが、手元にある2001年の地図でも県境と「県境」バス停の位置関係は今と同じだ。あるいは「剣坂井」とかなんとか昔は違う字が当てられていた地名なのか。
謎だ。
※ その後、本件について小田急バスに問い合わせた方のBLOGを見つけました。それによると、元々は別の場所(実際の県境)にあったものが、ニュータウン開発にともなって名前を変更しないまま移動したものだそうです。