野川の菜の花
東京都狛江市西野川4-41付近
京王線が野川を渡る国領付近から下流の神代団地あたりまで、春の野川は菜の花で真っ黄色になる。ほかでは主役の桜(サトザクラ)でさえも、ここでは引き立て役に回されてしまうほどだ。
毎年見ている景色なのだが、見るたびに花の数が増えているような気がする。背丈も伸びて子供ならかくれんぼができそうなぐらいになっている。陽を浴びてキラキラと輝く様子は何度見ても見飽きることがない。
菜の花や桜にばかり気をとられていたが、野川橋と箕和田橋の間には小さな藤棚もある。アメリカンフットボールチーム「LIXIL DEERS(2013年までは「鹿島DEERS」)」がホームグラウンドにしている柴崎グランドの対岸あたりだ。
野川サイクリングは距離が短いので、川沿いで休憩することは少ないけれど、今日は夜勤帰りに荒川まで行ってきたのでくたびれた。藤棚の下に座ってひと息つくと、甘い香りがシャワーのように降ってきて、うっとりと眠くなってしまった。