(2014年3月17日(月)) | 2014年4月5日(土)

仙波東照宮

埼玉県川越市小仙波町1-21-1

参道

東照宮といえば真っ先に思い浮かぶのは日光東照宮の陽明門。豪華絢爛というか装飾過剰というか、あの迫力と美しさには圧倒される。

あまりにも有名な日光東照宮の前に影が薄くなっているけれど、全国には多数の東照宮があり、東京でも上野、芝のほか府中の大國魂神社の境内社としても祀られている。

拝殿・本殿

その中でも、ここ川越の仙波東照宮は、久能山、日光の東照宮と並んで「三大東照宮」の一つとされている。「三大○○」の常で三つ目に関してはいくつか候補があり、ほかにも徳川家康の生まれ故郷である愛知県岡崎の滝山東照宮など何社かが名乗りを上げているようだ。

随身門と石鳥居をくぐり、長い石段を登った先に三つ葉葵の紋のついた門がある。最初の訪問時は平日だったので、閉まっている扉の隙間から覗いてみた。門のすぐ内側には、江戸城内から移されたという、埼玉県最古とされる狛犬が対座している。その先の拝殿には、日光ほどの派手さはないけれど、カラフルな彫刻が拝殿の軒下を飾っているのが垣間見えた。

二回目は土曜日。門は閉まっているものと思いこんで石鳥居の脇の桜だけ撮ってきたのだが、よくよく写真を見ると門は開いている。観光客の多い土日だけ開門しているようだ。早とちりをして残念なことをした。

仙波東照宮 | 東照宮随身門・石鳥居