栃の実
東京都千代田区霞が関1丁目〜2丁目 桜田通り
桜田通りの外務省前から法務省前までの区間を走っていると、街路樹に点々と茶色い実がなっているのが目に入った。花が咲く木は楽しみに見るが、実がなる街路樹なんてあったかな。
木に巻き付けられた案内を見ると、これは栃の実だそうだ。10月頃に成熟して落ちてくるので、それを待たずに強制的に落とす作業を次の土曜日に行うと書かれている。落ちてくると危ないのか、あるいは毎日少しずつ落とされたのでは掃除が手間だからだろうか。それにしても、なんでそんな面倒なものを街路樹に選んだんだろう。
回収した実は一般に配布するのだという。食用にはなるけれど、栗や銀杏ほどメジャーではないだろう。どんな人がもらっていくのか、ちょっと気になる。