2014年10月10日(金)

風張峠

東京都西多摩郡檜原村倉掛

最高地点

東京のヒルクライマーのメッカ、通称「風張峠」には、「東京で一番高い道路 奥多摩周遊道路 最高地点 標高1146m」と記された標柱が立っているばかり。ここまで上ってきた頑張りを讃える記念碑も、疲れを癒す眺望もなく、いつもつれない峰不二子のように、アプローチの努力もむなしく肩透かしを喰わされる。

風張峠

これまで五日市側から、人里、数馬、都民の森と到達距離を伸ばしてきて、次はいよいよと思っていたのだが、訳あって初登頂は奥多摩側からになった。

わたしには峠を攻める趣味はないし、足と自転車のスペックを考えるともともと無理だろうと思っていたので、これが最初で最後になるかもしれない。そう思うと、風景は素っ気なくても、やっぱりそれなりの感慨はあるものだ。

何となく立ち去りがたく、激坂好きの猛者たちが登ってくるという風張林道などを見て暇をつぶす。林道の入口はしっかりとゲートが閉じられ、ここで誰かが登ってきたら檻越しに猛獣を見るような景色になるのかな、と想像して苦笑いした。

峠を越えればあとは一気に下るだけ。数馬から先は何度も来て走り慣れた道だ。五日市市街まで約30km、標高差1000m近い素敵なダウンヒルが待っている。