2014年11月6日(木)

宇野港のマンホール

岡山県玉野市築港1-2-2

マンホール

瀬戸内海を渡るのはこれが二度目。最初は40年近く昔の高校生のときだった。東京から各駅停車と時々急行を乗り継いで辿り着いた深夜の宇野港から四国に渡った記憶は、もうかなり微かになっている。

宇野港

当時は国鉄のホームと桟橋が連絡通路で結ばれていたので、宇野の街に降り立つのは今回が初めてだ。だからカラーマンホールを見るのも初めて。

といっても、当時からこのカラーマンホールがあったかどうかは疑問だが。

マンホールのデザインは玉野市の花・ツツジ。その周りを市の木・バベ(ウバメガシ)が囲んでいる。玉野市の名は、明治22年(1889)に「玉」村と宇「野」村が合併してできた玉野村に由来している。

本四連絡橋(瀬戸大橋)の開通によって宇高連絡線は廃止され、かつての賑わいが去った宇野の町は、静かな地方都市の顔に戻っている。今日はここからフェリーに乗って直島に渡る予定だ。

直島人気のおかげで、JR宇野駅と宇野港に海外からのツーリストの姿が目立つのが、なんとも不思議な感じだった。