2015年2月7日(土)

だいだらぼっちの足跡

東京都世田谷区代田6-15 〜 19 付近

足跡

世田谷区代田の地名は、「だいだらぼっち」に由来するという。琵琶湖を掘った土で富士山を作ったとか、筑波山に腰掛けて浅間山の火でキセルの煙草に火を付けたとか、各地に伝説を残すあの大男だ。

庚申塔

昔話に疎い方でも、宮崎駿監督の映画「もののけ姫」(1997)に登場する巨人「ディダラボッチ」の名には聞き覚えがあるかもしれない。

井の頭線新代田駅に近い守山小学校(代田6-21)の北側に大きな窪地があり、柳田国男によればそれが「だいだらぼっちの右足の跡」なのだそうだ。

住宅がひしめく現在の景色のなかにその痕跡を見つける事は難しいけれど、その窪地から湧いた水が流れたと思われる深い谷が南北に走っていて、かすかにその面影を想像する事が出来る。

うろうろしていたら、ある家の門口に家族の成長の記録と思われる手形と足形が飾ってあるのを見つけた。だいだらぼっちの足跡を意識して、毎年の家族行事として制作したのだろう。プライベートを覗き見するのは気が引けるけれど、しばし足を止めて、どんな方に成長されたのか思いを馳せてみた。

北沢川文化遺産保存の会が北沢川緑道に設置した「下北沢文士町文化地図」に記された「だいだらぼっちの足跡」