青木医院
東京都町田市相原町810
古めかしい板塀に重々しい扉のついた門。その向こうには茅葺屋根の母屋が見える。「東京都指定史跡 青木家屋敷」と書かれた石柱の横には「小児科 内科 青木医院」の看板!?。
なんとこの外観で、現役の開業医なのだ。
金曜の午後は出張日ということで今日は門を閉めていたが、門前に掲げられた診療日カレンダーに寄れば、一般の病院と何ら変わらない営業をしているようだ。慶應大学病院とも関係があるらしい。
黒澤明監督の映画「赤ひげ」(1965)の小石川養生所のイメージが浮かんでくるが、まさか着物姿で診療していることはないだろう。もしかしたらサンダーバードの基地のようにこの外観はカムフラージュで、超ハイテク機器がずらりと並ぶ診療施設が裏に隠れていたりして。
…などといろいろ妄想してみるが、ピッタリと閉まった門の中は窺い知れない。
ネットで評判を見てみると、先生はちょっと気むずかしい方らしい。