2015年3月4日(水)

二宮尊徳の墓碑

東京都文京区本駒込3-19-17 吉祥寺

二宮尊徳の墓碑

子供の頃、道を歩きながら本を読むと叱られた。周りをよく見ずに歩けば、ドブに落ちたり車にぶつかる心配がある。前からいじめっ子が歩いてくるのに気づかずに、正面衝突なんかした日には目も当てられない。

L.A.

それに関係があるのかどうか、わたしの学校には二宮尊徳(金次郎)の銅像はなかった。寸暇を惜しんで勉強し、薪を背負って歩きながらも本を読んだという姿のあれだ。♪手本は二宮金次郎〜と唱歌に歌われ、日本中の学校にその銅像があると噂に聞いていたので、どうしてうちのところにはないのだろうと不思議に思っていた。

その二宮尊徳の墓碑を文京区の吉祥寺で見つけた。名前はよく知っているけれど、「歩きながら本を読んだ人」と言う以上の知識がわたしにはない。ちょうどいい。傍らに立つ教育委員会の説明板で詳しいことがわかるかと思ったが、残念ながら「江戸末期の農政家」ということしかわからず問題は先送りになってしまった。

ところで、最近は本を読みながら歩いている子どもはほとんど見なくなったが、大人たちのながらケータイや歩きスマホが問題になっている。そんな現代の風潮を見て、尊徳翁はどう思われることだろうか。

文京区教育委員会の説明板