2015年6月2日(火)

雄滝・雌滝

山梨県北都留郡丹波山村1243 丹波山村営つり場

雄滝・雌滝

山に登ったら滝が見たい。丹波川にはおいらん淵という名所があったのだが、青梅街道が新しくなって、旧道沿いにあるおいらん淵へは行けなくなってしまった。

遊歩道

手軽に見られるのは貝沢川に掛かる雄滝・雌滝だ。普通なら一つの名前にまとめられそうな二段の滝だが、上段が雄滝、下段が雌滝とそれぞれ命名されている。

滝は丹波山村営つり場から遊歩道を歩いて数分の所にある。沢とは別に引かれた水路に沿って、コポコポと優しい水音を聞きながら歩く道は気持ちがいい。この水路は遊歩道の入口にある水車を廻すために作られているのだが、残念ながら水車は壊れているようだった。

大きくもなく、静かに落ちるシンプルな姿だけれど、長旅の疲れを休めるホッとする眺めだ。今日はあまり水辺の風景を見ていないので、余計にそう思う。

滝の前には立派な展望台があって、近づくと見えなくなってしまう雄滝はこの上から見るのがいい。