山 道
山梨県北都留郡丹波山村
今日はずっとこんな景色の中を走っている。特に見晴らしが良いわけでもなく、谷は深くて流れも見えない。名勝も名所旧跡の類もない道を走ってきて、その何も無さを写真に撮ってみた。
左の写真は、尾崎行雄水源踏査記念碑付近から奥多摩湖方面を見たところ。別の場所だと言っても差し支えないぐらい典型的な本日の景色だ。
どこも同じ景色とはいっても、全然飽きることはなかった。下り坂を快調にとばして走ることを楽しめたせいもあるけれど、空の青、山の緑は余計な飾りが無くても、その存在だけで美しい。
右は親川橋を御祭集落の手前で振り返って見たところ。この先はぽつぽつと民家も現れ、山道の景色ともお別れになる。いつまでも山の中を走っていたかったなぁ。そんな名残惜しい思いでシャッターを切った。