留浦浮橋
東京都西多摩郡奥多摩町留浦620付近
ぷかりぷかり。いい気持ち。本来なら湖面にボートでも浮かべてまったりとしたいところだけれど、浮橋ならそれに近い雰囲気を、もっと手軽に味わえる。
前回、麦山浮橋を渡り損ねたので、今回は留浦（とずら）でリベンジだ。
どこへ行くために架かっている橋なのかはわからないが、たぶん、わたしのように浮橋（通称ドラム缶橋）そのものを目当てに来る人の方が多いだろう。湖面を渡る涼しい風に吹かれながら、360度を山に囲まれた景色の中で味わうまったり感は格別だ。
「浮橋の上で遊んだり釣りをしないこと」と注意書きがあるけれど、今日も二組の釣り人が橋の上から糸を垂れていた。あまり本気度が感じられなかったので、もしかしたら釣りは口実なのかもしれない。ぼんやりとはしたいけどまったく何もせずに時間をつぶすのは苦手、という人もいるからね。