2015年9月12日(土)

冷蔵庫創業の地

宮城県気仙沼市南町4-2-19 復興屋台村気仙沼横丁

碑

気仙沼駅からツール・ド・東北の受付会場である気仙沼お魚いちば駐車場に向かう道は、会場手前でT字路に突き当たる。その突き当たり正面にあるのが「復興屋台村気仙沼横丁」だ。

復興屋台村

目立つ場所にあるから、受付を終えたライダーたちがちらちらと視線を送りながら宿へと帰っていく。案の定、日が暮れると灯りにつられる蛾のように(失礼!)続々と人が集まりだした。

その屋台村の横に建つ小さな碑には「冷蔵庫創業の地」とあった。日本の漁業を支える冷蔵・冷凍工場の先駆けは、ここ気仙沼港から始まったのだという。

日本を代表する漁港の一つである気仙沼港には、カツオ、サンマ、ホヤ、ホタテ、さまざまな魚が水揚げされる。震災で壊滅的な打撃を受けたものの、平成26年水揚げ状況は震災以前の約8割まで回復(気仙沼市HP)したそうだ。

そのおいしいお魚を肴に一杯頂く。明日は朝が早いというのに、復興屋台の賑わいはいつまでもお開きになる気配がないのだった。

碑 文 | 2024年に再訪しました