2015年11月16日(月)

環状交差点

東京都多摩市桜ヶ丘1-80

標識

今年の免許更新の時に聞いたところによれば、都内にある環状交差点(ラウンドアバウトroundabout)はここ一箇所だけだそうだ。ほかのところにある「ロータリー」との違いがよくわからないが、とりあえず「グルグル周りの標識」はここでしか見られない(※)。

環状交差点

道は五叉路になっている。環状交差点内をグルグル回る車が優先なので、信号機はないが、交差点に入る車は一時停止をして侵入する決まりだ。

日本では珍しいけれど海外ではよくある形式で、有名なところではパリの凱旋門のまわりが12本の道が交差するラウンドアバウトになっている。

昔見たヨーロッパの車のCMで、たくさんの車がワルツを踊るように優雅にラウンドアバウトを回る映像を見たことがある。ラウンドアバウトには渋滞を解消し事故を減らす効果があるそうだが、たくさんの車が滑らかに流れるように走る姿が美しく表現されていて見惚れてしまった。CMだから全て同じ会社の車なのだが、色も形も様々で百花繚乱という感じだったことも印象に残っている。

ここでも同じような景色が見られるかと期待してきたのだが、ポツリポツリと現れる車は愛想もなく、ワルツも盆踊りも踊らずにさっさと走り去ってしまった。

※ その後、武蔵村山市内にもできたそうです(武蔵村山市大南5-1-75付近)

八清ロータリー