2016年1月28日(木)

首都高速道路 横浜環状北線

神奈川県横浜市港北区新羽町

トラス橋

鶴見川を走っていると、交差する高速道路の景色がおもしろい。

東名高速の横浜青葉インターチェンジは、その「威容」に驚かされる。「異容」と言っても良いかもしれない。大きく弧を描くいくつものランプが、巨大なジェットコースターのコースのようにうねっている。

上流方面

第三京浜に交差する辺りでも、接続する首都高速道路 横浜環状北線の工事が進んでいて、似たような景色が見られる。

横浜環状北線は第三京浜の港北インターと首都高横羽線の生麦ジャンクションを結ぶ新設道路で、今年度(平成28年度)の開通を予定している。第三京浜から分かれた後、日産スタジアム付近で地下に潜り、以降生麦まで全体の7割以上の区間が地下トンネルになっている。

トンネル入口付近から振り返ってみると、その姿は、鶴見川の上流方面から飛んできた大蛇が今まさに地下の世界へ帰って行くところに見える。空を切って地を破る轟音が聞こえるようだ。大熊川を越えるトラス橋はサイクリングロードのすぐ上を掠めるように渡っていて、思わず首をすくめたくなった。