梅の郷 モザイクアート
東京都青梅市梅郷4-527 梅の公園
梅の公園はどうなっているだろうか。プラムポックスウイルス感染被害のためすべての梅が伐られて2年が経った吉野梅郷を訪ねてみた。
昔は押すな押すなの賑わいだった道も、今は人っ子一人見かけない。彩りを無くした風景の中に、ポツリポツリと三椏の花が咲いていた。
梅の公園を訪ねると「巨大モザイクアート」と書かれた案内板が目を惹いた。案内に導かれて進んでいくと、山の斜面に縦16m、横24mの巨大なアート作品が飾られていた。モザイクになった16,000枚の色画用紙には市内の子どもたちの手によって「最高の笑顔」が描かれている。みんなの笑顔が集まって、かつての梅林の風景がよみがえったのだ。
「梅の里再生まつり」が開かれた6日〜27日の限定公開だったようなので、じき片付けられてしまうのだろう。また来年もたくさんの笑顔が、できれば梅が戻ってきて本当の笑顔が、集まることを願っている。