2016年3月5日(土)

こおばんち

埼玉県日高市栗坪463-1

こおばんち

高麗川駅から巾着田方面へ走っていく途中に、駅もないのに駅名表示が立っている。昔の廃線跡がこの辺にあるという話も聞かないし、説明も手がかりになるものも見あたらない。

裏

とりあえず写真だけ撮って戻ってきた。

調べてみると、なんと、鉄道好きの方が趣味で作った私設博物館(駅舎風物置)がこの後ろにあったのだった。確かによく見ると、カーブミラーの陰から腕木式信号機の一部が顔を出しているのが写っている。もうちょっとまわりをうろうろすればわかったかも知れないが、それじゃなんか不審者みたいだもんね。

犬も歩けば棒に当たる。自転車も走ればこんなネタに行き当たるものだ。

ちなみにこの変わった名前は「工場の家(こうばんち)」という意味で、戦前まで呼ばれていたこの家の屋号なのだそうだ。