秋の二ヶ領用水
神奈川県川崎市多摩区菅馬場1-27
あてもなく住宅地を走っていたら、見事に黄葉したイチョウ並木に行き当たった。どこだろうと辺りを見回すと、水路があり、そのむこうには南武線の踏切が見える。あぁ、二ヶ領用水かと、合点がいった。
ここには春に来たことがある。サクラと菜の花がきれいなところだったが、イチョウには気がつかなかった。
自分がぼんやりなだけかも知れないが、サクラとイチョウが一緒にあるところはあまり記憶にない。これなら春も秋も楽しめて良さそうだが、どちらも大きな木になるので共存は難しいのだろう。ここでは用水のこちら側と向こう岸とで棲み分けている。
冬だから水は冷たいんだろうな、と思いながらも、やっぱり水の流れている景色を見ると心がやすらぐ。管理はたいへんかも知れないが、暗渠化せずにこうして親水公園として残してもらえると、うれしいね。