江戸東京博物館
東京都墨田区横網1-4-1
江戸東京博物館は下駄の形をしていると紹介されることが多いけれど、わたしにはどうしても下駄に見えない。だって、そもそも、下駄なら四つ足はおかしいでしょ。
わたしの見立てでは、あれは巨大な怪獣、スカイドンかガマクジラ。見ようによってはピタゴラスイッチ(Eテレ)のキャラクター・フレーミーにも見える。東京を守る番犬なのかな。
博物館の入口はその怪獣のお腹へ登っていく真っ赤なエスカレーター。映像的にどうかと思ってここには出さないが、あれって内蔵が飛び出してるんじゃないの?
建物のまわりには、キノコのような、クラゲのような、怪しいテントがうろうろと漂っている。ムーミン谷に棲むニョロニョロの仲間のようにも見えるけれど、これはたぶん怪獣のエサになる小動物だ。
じっと見ていると、次から次へと変な想像が湧いてくる。設計は菊竹清訓、1992年に竣工、翌1993年春に開館した。