2017年3月8日(水)

三原山登山道路

東京都大島町元町

富士山

今回は三原山ヒルクライムに挑戦してみた。ゴールの三原山山頂口は標高555m。高尾山(599m)よりちょっと低い高さのところまで、海抜0mの岡田港から一気に登るのだからかなりのハードワークだ。

…と思ったのだが、思ったほどには辛くなかった。

勾配標識

と言っても、別に強がっているわけでも、自分の脚力を自慢しているわけでもない。ドロドロッと流れた溶岩が固まってできた山容はなだらかで、最高でも10%の勾配が一瞬ある程度。前回、月と砂漠ラインのとんでもない急登を経験しているので、それに比べれば滑り台の階段側と滑る側ぐらい違う今回の道は楽勝に感じられる。ヘアピンカーブも少ないので、下りも快適だ。

それでも下りや平地のない登り一辺倒の道はエネルギーを使う。ジャンパーの中は汗が滲むほどに熱いのに、風は氷のように冷たくて、自分が中華まんになったような気がした。冷めていると思ってかぶりついたら、餡がまだ沸騰しているように熱くてやけどしそうになったことが何度かある。あの感じ。

写真の場所は、頂上付近の大島温泉を過ぎたあたり。この辺で樹林を抜け視界が開けて来るのはうれしいのだが、風も強くなってくるので困りものだ。