稲城なしのすけ
東京都稲城市矢野口299 矢野口駅前
駅前広場にあるものといえば、土地を代表する偉人の銅像と決まっている。たとえば分倍河原駅前には新田義貞、と書いて、あれ?後が続かない。う〜んと考えて、塩山駅前の武田信玄、小田原駅前に北条早雲、一ノ関駅前には大槻三賢人像があったのを思い出したが、ほかはさっぱりだ。
矢野口駅前には稲城市のイメージキャラクター稲城なしのすけがいた。隣の稲城長沼駅にガンダム、南多摩駅はヤッターワンと、稲城市内を走るJR南武線の駅前にはどこもメカニックデザイナー大河原邦男の作品が設置されている。
その関連でいくと、ガンダム(上井草駅)、ウルトラマン(祖師谷大蔵駅)、バカボンのパパ(青梅駅)、こち亀の両さん(亀有駅)、サイボーグ009、仮面ライダー(石巻駅)、男はつらいよの寅さん(柴又駅)などなど、今はどこの駅前でもお出迎えをしているのはアニメや映画のキャラクターばかりだ。
もっとも、新田義貞や武田信玄も時代劇や講談、歌舞伎などで知られたキャラクターだと考えれば、今も昔も状況は変わっていないのかもしれないね。
(2019/12/15)
・駅南側に設置されたマグナムエース(疾風!アイアンリーガー)のカラーマンホールを見てきました
・時計台の右端の梨が「なちのちゅけ」に変身していました