2017年5月31日(水)

檜町公園

東京都港区赤坂9-7-9

あじさい

開業(1991)当時の都営大江戸線六本木駅は、黒御影石の柱に金の駅名表示板が掲げられていて、大人の夜の街を想起させるゴージャスなイメージが強烈だった。今回再訪してみると、駅名標はおとなしいものに貼り替えられていたが、金色の格子模様などまだまだ別格な印象は健在だ。

ハナショウブ

そんな六本木のイメージには似合わないように思える日本庭園が、2007年に再開発された東京ミッドタウンの一角にある。旧毛利家下屋敷跡にあった庭園「清水亭」跡を残した檜町公園だ。

広い池の周りに滝やせせらぎを配置して、その間を雰囲気のある散策路が巡っている。道の両側を、今、ちょうどあじさいの花がきれいに彩っている。

池畔に降り立つとたくさんのハナショウブとカキツバタに迎えられた。ふと、尾形光琳の燕子花図(かきつばたず)のイメージが浮かんでくる。金地に凜としたカキツバタの並ぶ豪華な屏風絵だ。

どこまで行ってもわたしの中で六本木のイメージはゴールドなのか、と、苦笑いをしてしまった。

説明板