ヤマユリ
神奈川県横浜市緑区寺山町291 四季の森公園
神奈川県の花は「やまゆり」。県のHPによれば、昭和26年1月に県民の投票で最高点を集め制定されたという。昭和40年に制定された県の鳥は、港町ヨコハマや湘南の海のイメージから「かもめ」が選ばれたが、ヤマユリは箱根や丹沢などの山のイメージかな。
公園や街路樹などで見ることの多い県の木「いちょう」と合わせて、花・鳥・木で山・海・町をバランス良くカバーしている。
そのヤマユリが四季の森公園で咲き始めている。本格的な見頃は7月だから見つけられたのは二株だけだったが、広い園内で探さなくても目に飛びこんでくるほど、そこだけスポットライトが当たったような存在感はさすがだ。
南口の噴水広場には早くも夏を待ちきれない子どもたちが集まって水遊びに興じていた。「そんなにビシャビシャになってどうやって帰るのよ!?」とお母さんたちの悲鳴が聞こえる。ヤマユリが本格的に咲きそろう頃には夏も本番。こっちも大変なことになっていることだろうな。