2017年8月22日(火)

旧女川交番

宮城県牡鹿郡女川町女川浜女川310-1

旧女川交番

見違えるようにきれいになった(と、以前の景色を知らないわたしが言うのも変だが)女川駅周辺の風景とは対照的に、駅前商店街・シーパルピア女川の先、国道398号線を隔てた海側にはまだまだ復興途上の空き地が広がっている。そのなかにごろんと転がったコンクリートの残骸が、旧女川交番の遺構だ。

きぼうの鐘

商店街の入口に建つ「きぼうの鐘」の傍らに説明板が立てられている。女川の震災被害を象徴する遺構として位置付けられているようだが、陸前高田の奇跡の一本松や南三陸町の防災対策庁舎などに比べると地味な感じは否めない。それはとりもなおさず、津波がすべてを薙ぎ払ってしまい、目立つものが残っていないという被害の大きさを物語る姿でもあるのだ。

震災まで、女川のことは何も、その名前すら知らなかった。震災後も、数ある被災地の中の一つとして、「女」という字がついた珍しい地名があるなぁと気になった程度で、ほとんど情報を得てこなかった。

今日は女川のことを少しでも多く知ることができるよう、自転車で走り回ってみようと思う。

※ その後、再建された女川交番の完成式が9月1日にあったことが報道された。新交番は女川駅前に建ったそうなので、訪問時に見ていたはずなのだが、不覚にも全く気づかなかった。残念。

女川町役場による説明板