おしか御番所公園
宮城県石巻市鮎川浜黒崎1-643
牡鹿半島と男鹿半島を混同していた。
太平洋岸、三陸海岸の南端にあって、宮城県に属しているのが牡鹿(おしか)半島。沖合いにある金華山(黄金山神社)では鹿が神使とされていて、島にも半島にもたくさんの鹿が住んでいる。
日本海側の秋田県にあるのが男鹿(おが)半島。鹿も住んでいるかもしれないが、有名なのはなまはげ。大規模な干拓事業で知られる八郎潟がある。
今回、Art Festivalが「おしかはんとう」で開かれると聞いて、わたしが最初に思い浮かべたのは男鹿半島の方だった。
その牡鹿半島の突端にあって、金華山を望む好展望地がおしか御番所公園だ。番所の名は、江戸時代に仙台藩が外国船の襲来に備えて見張り所「唐船番所」を置いたことに由来する。360度のパノラマが楽しめる展望台のほか、吊り橋やアスレチック広場などがある。
Reborn-Art Festivalではここに草間彌生の「真夜中に咲く花」が展示された。