緑陰の道(多摩湖自転車道)
東京都西東京市新町 - 東村山市多摩湖町
今年の東京は例年になく早く6月中(29日頃)に梅雨が明け、晴れて暑い日が続いている。天気予報やニュースが連呼している「命の危険がある暑さ」という表現が、言い過ぎには思えない暑さだ。
わたしが社会人になったばかりの頃は、まだ地下鉄には冷房車が無く、クールビズも謳われていなかったのでスーツにネクタイ姿の通勤は大変だったけれど、「命に危険がある」とは言われなかった。変わったのは表現なのか、気候なのか、体質なのか(耐性が無くなったとか?)わからないけれど、昔はどうあれ、今の暑さをなんとかしてほしい。
こんな天気の日に自転車に乗るのは自殺行為と言えるかもしれない。風を切って走れば涼しいけれど、直射日光に灼かれる熱さはそれを上回る。水は飲むよりかぶりたい。
こんな時に走るなら多摩川や荒川の開放的なサイクリングロードではなく、多摩湖自転車道がオススメだ。春には沿道を彩る桜並木が、今の季節には緑陰となって直射日光を遮ってくれる。町中を走るのでカフェなどの避難場所が近いのも助かる。
日陰ばかりでは陰気だけれど、ゴールの多摩湖はご覧の通りの青空でイイ気分。でも、やっぱり暑いよ。