三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller
東京都三鷹市大沢2-2-8
暖かくなるとBenettonみたいなカラフルな装いをしたくなるのだが、似合わないので結局カラスみたいな格好で春を過ごすことになるのが残念だ。今日は東八道路の天文台北交差点近くで、春らしい楽しい彩りの家を見つけた。
色もさることながら丸や四角のユニットになった部屋があちこちを向いて飛び出した様は、子供がブロックを積んで造った建物のようだ。アムステルダムにあるという100WoZoCo's(設計mvrdv、1997)もこんな感じらしい。
岐阜県の養老公園に「養老天命反転地」という、視覚的にも体力的にも目眩のする、公園に姿を借りた芸術作品がある。この集合住宅は、その養老天命反転地の作者である荒川修作+マドリン・ギンズ(Madeline Gins)の作品(設計・安井建築設計事務所)で、この秋の完成予定だという。
奇抜に見える姿形とバランスをとるかのように、木製の門、柵、ゴミ収集箱が暖かい感じを出している。