菜の花の道
東京都調布市柴崎1-28
甲州街道から野川サイクリング道路を北に入ってすぐのところに、いつも花をきれいに飾っている家がある。一段高くなった庭がちょうど目の高さにあるので、失礼かとは思いながらもいつも楽しく見せていただいている。
家の前の道ばたには、今、菜の花がずらりと並んで春一色だ。
花のある道を行くのは楽しい。いつもは颯爽と駆け抜けるところを、自転車から降りて歩いてみた。思わず「花(滝廉太郎、1900)」が鼻歌にでてきた。
今日は空が茶色く染まるほどに風が強い日だった。風はまだ少し冷たかったけれど、すれ違った男の子はもう半そでになって春を満喫していた。