2005年2月26日(土)

国領7丁目梅林

東京都調布市国領町7-29

梅林

農地の傍らに、たぶん梅干しか梅酒の梅を取るのだろう、何本かの梅の木が固まっている風景をよく見かける。人気の梅林へ行かなくても、そういう景色を拾って回るのも悪くない。

白梅

品川通りから多摩川団地へはいる道筋にある梅林が、そろそろ見頃になってきた。隣り合った畑はもう何年も前に宅地に替わってしまい、同じように潰された梅林も近隣にはあったが、ここはかなり大きな面積で残っているのがうれしい。

おととい(24日)の夜は、バサバサと音を立てて雪が降った。朝にはあがってしまったので街にはほとんど残っていないけれど、踏む人もいない梅の木の下には、まだうっすらと余韻が残っている。曇り空に風が冷たい。

「春は名のみの 風の寒さや  … 今日もきのうも 雪の空」(早春賦、作詞:吉丸一昌)

ここからまっすぐに南へ下ると多摩川に出る。その手前の多摩川住宅交番はす向かいにも似たような梅林がある。

※ 2008年に住宅地になってしまいました。多摩川住宅の方は健在です。