2006年4月14日(金)

多磨霊園(サトザクラ)

東京都府中市多磨町4

小金井門通

多磨霊園は日本で最初の公園墓地として大正12年(1923)に開園した。都立霊園では最大の128万平方メートルの広さがあり、隣の野川公園(40万平方メートル)の3倍以上、都立公園最大の小金井公園(77万5千平方メートル)の1.7倍もある。

菊池寛

園内を埋めつくしていたソメイヨシノが散って、今はサトザクラがきれいに咲いている。特に固まって見られるのは、小金井門から入った通り沿いと、そこから菊池寛の墓所を右に折れた辺り。今日は三味線を持ち出して、唄の練習を兼ねた花見をしているグループがあった。

薄いピンクのポンポンのような八重桜のほかにも、黄金色の鬱金桜や白い花と緑の葉がさわやかな大島桜など、とりどりの桜が広い園内のあちらこちらに枝を広げているので、それらを探して走るのも楽しい。

(参考)2006年の東京の桜開花宣言は、3月21日でした。

ソメイヨシノの頃