2006年4月29日(土)

大丸用水

東京都稲城市大丸982付近

ハナミズキ

寒天を流したような、音のない流れが好きだ。白い波を立てずに、黙々と進んでいく水面を追っていくと、滔々という言葉が頭に浮かぶ。

ライオンズクラブ

川底が石などで凸凹しておらず、川縁も柔らかな草で覆われている用水路とか、水量の多い、深くて勢いのある大河でそういう景色を見ることが多い。

大丸用水の上流、南武線南多摩駅付近の流れも豊かで静かだ。流れの上に架かるライオンズクラブの標語が、しっくりと胸に落ちる。

「水は地球の命、恵みの水を大切に」

桜が終わった川辺には、ハナミズキがきれいに咲いていた。

桜の頃