2006年5月6日(土)

阿豆佐味天神社付近

東京都西多摩郡瑞穂町大字殿ヶ谷1008

火の見櫓

道ばたにあるとつい反応してしまうもの。庚申塔、常夜燈、丸ポスト、琺瑯看板。火の見櫓もそのひとつだ。一度登ってみたいと思うのだが、もちろんそんなことは出来るはずもなく、いつも羨望と懐かしさ(実際の想い出の中には無いにも関わらず)の入り交じった思いで見上げている。

マーガレット

瑞穂町の旧青梅街道を走っていて、立派な火の見櫓を見つけた。周囲には高いビルもなく、まだまだ現役で活躍できそうな雰囲気がする。

交通量の少ない街道沿いには時代を感じさせるたたずまいの商店や、お城のように大きなお屋敷がぽつぽつと並び、北側には狭山丘陵が迫っている。なんだかとても遠くへ来た気分だ。

火の見櫓にほど近い延喜式内の古社、阿豆佐味天神社の入口では、可憐なマーガレットの花が風に揺れていた。

火の見櫓の説明版