2006年5月20日(土)

百目の家

東京都調布市深大寺元町

窓

…と呼んで良いものかどうか。住んでいる方には失礼だが、一目見た時に妖怪百目お化けを想起してしまった。

全体

木製のコンテナを積み上げたようなスクエアなフォルムに、ランダムにばらまかれた形も大きさも様々な窓。何階建てなのか、何部屋有るのか、見当もつかない。

そもそも完成しているのかどうかも怪しい雰囲気だ。

夜、窓に明かりがともったら怖いかもしれない。

(2007/01/22追記) Casa BRUTUS(2007 vol.83 FEBRUARY)で、この家の記事を見つけた。設計者は内海智行((ミリグラムスタジオ)。「深大寺の入籠」(Nestled box)という名前で、2006年3月竣工。入籠(いれこ)というのは、あの箱の中に別の建物が収められた形になっているからだそうな。