2006年9月10日(日)

蛇崩川緑道

東京都世田谷区弦巻〜目黒区上目黒

さるすべり

蛇崩れとは、何とも恐ろしい。名前の由来はいろいろあるようだが、少なからず水害と関係があるらしい。氾濫する川を龍になぞらえる例は多いけれど、“蛇”という所が、地味ぃに不気味だ。

凌霄花

蛇崩川は目黒川の支流で、昭和48年(1973)に暗渠化されて緑道になった。世田谷区内の他の緑道に比べると、比較的自転車通行可の区間が長い。246との交点から下流はほとんど問題なく自転車を乗り入れることができる。ただし道はそれほど広くないので、歩行者に気をつけてゆっくりと行こう。

ゆく夏を惜しんで鳴く蝉時雨の中、百日紅(さるすべり)や凌霄花(のうぜんかずら)が最後の華やぎを見せていた。