2006年10月9日(月)

清水庚申尊

東京都目黒区目黒本町1-10-18

琺瑯看板

数年前のことがもうわからなくなっているのに、200年前のことがわかる不思議。道ばたの庚申塔やお地蔵さんに江戸時代の年号を見つけるたび、とても神秘的な気分になる。

清水庚申尊

林試の森公園の近くで、バス停の名前になっている庚申塔を見つけた。「史蹟清水庚申尊」と書かれた標柱が脇に立っているものの、それ以上の説明は特になく、小屋がけしてあるので裏に彫られているであろう年号を見ることもできないが、たぶん古い物だろう。左(北)側に…ふちゅう…という字がわずかに見える。道しるべを兼ねていたものらしい。

両側に銘のはいった提灯をぶら下げ、今も講中がいて大事にされている様子がうかがえる。その営みは何年続いているのだろう、と辺りにたゆたっている時間に思いをはせる。

隣の壁には専売公社時代の「塩小売店」の琺瑯看板が残っていた。ここでは時間がゆっくりと進んでいるようだ。