2006年12月10日(日)

尾根緑道(戦車道路)

東京都町田市下小山田町3575〜常盤町3229

紅葉

山を彩る紅葉を期待して行ったら、菜の花畑が現れてびっくりした。淵野辺の桜美林大学近くにある尾根緑道の入口は、みずみずしい緑の葉と黄色い花に囲まれて若々しく輝いていた。

菜の花

ここから鑓水の多摩美術大学付近まで、相模川と鶴見川を分ける尾根の上に気持ちの良い緑道が続いている。

並行する車道よりも幅広く立派なこの遊歩道は、戦争中、戦車のテストコースに使われていたと言う。今回走った桜美林側の1.5kmは、桜並木が開花時期ごとにゾーン分けされて整備され、春にはまつりも開かれる桜の名所になっている。

木立の合間から、眼下に広がる相模原の町と丹沢山塊が見えた。富士山はあいにくの曇り空に隠れていたけれど、雲間からもれる陽がカーテンのように山なみを覆い、一幅の宗教画をみるような神々しい気分になった。

尾根緑道の由来 | 春の風景