鉄飛坂/寺郷の坂
東京都目黒区平町2-18(帝釈堂) / 中根2-16-10(長屋門)
東急東横線都立大学駅前からまっすぐ南に延びる呑川緑道に交差する二つの坂にちょっと寄り道をしてみた。
中根小学校に沿って西へ上っていく坂は、寺郷の坂と呼ばれ、坂の途中に江戸時代から続く旧家の長屋門を見ることができる。反対に東へ上る坂には、鉄飛(てっぴ)坂という変わった名前がついている。
最近の若い人が「とっても(very)」という意味で「鬼○○」という言い方をしているのを聞いたことがあるが、鉄飛坂を上りながらそのことがふとに頭に浮かんできた。鉄飛→てっぴ→鉄皮→鬼→とてもきつい坂、という連想かな。坂の名前の由来には諸説あるようだが、そんなギャル語は関係…ある訳がないね。
坂の上には、庚申塔をまつった帝釈堂がひっそりと建っていた。