ニセアカシア
東京都府中市住吉2-30地先
大丸用水堰の左岸でニセアカシアが満開になっている。周囲はバーベキューのメッカになっていて、多くの人には花より団子という感じだ。
しばらく上流へ走った関戸橋の袂にも大きなニセアカシアの林がある。こちらは、少年野球についてきたお母さんたちがたまに木陰で休んでいるぐらいでとても静かだ。直射日光の下を走ってきた身には緑陰が心地良い。甘い香りを楽しみながら一息つこう。
アカシアと混同されることもあるようだが、正しくは別名ミモザと呼ばれる黄色い花がアカシアで、花の白いニセアカシアはハリエンジュとも呼ばれている。
子供が花の下を走り回って、「いいにおい!トイレみたい!」とはしゃいでいる。
おやおやお嬢さん、それは違うよ。トイレに入った時に、「森の中にいるみたい!」って言うんだよ。
※ 2011年9月21日に東京を襲った猛烈な風台風15号の被害を受け、関戸橋の下のニセアカシア(右写真)は壊滅。バーベキュー広場の木もほとんど倒されて無くなってしまいました。関戸橋の袂の林も密度が薄くなった気がします。
(2018/04/28)…と思っていたのですが、数年で復活したニセアカシアは多摩川の上流から下流まで一気に広がって、今日は芳香剤の置かれた室内(ランニングマシンのあるジムとか?)を走っているようでした。
(2019/04/18)水害対策のため、関戸橋周辺の木はすべて伐られてしまいました。