2003年6月21日(土) | 2006年7月30日(日)

杉並アニメ資料館(杉並アニメーションミュージアム)

東京都杉並区上荻3-29-5

線画台

杉並区はアニメのまちとしてアニメーション制作を支援しているらしい。

「ルパン三世」や「巨人の星」が懐かしい東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)が、かつて南阿佐ヶ谷の近くにあった縁で多くのアニメーションスタジオが中央線と西武線に挟まれた杉並エリアに集まってきたという。今でも全国に約300あるスタジオの内60以上が杉並にあり、練馬、中野、三鷹を含む周辺地域にはスタジオジブリや東映アニメーションなどのビッグネームも含めて、多くのスタジオが集まっている。

エントランス

緑深い荻窪八幡の向かいにある杉並会館は結婚式も出来る区のコミュニティーセンターだが、その3階にある杉並アニメ資料館はいかにも場違いに思える。しかし、その傍若無人さがいかにもアニメらしいとも言えるかも知れない。

写真はセル画の撮影に使われる線画台という装置だが、デジタル化が進みセルアニメーションが減っていく現在、すでに文化財になろうとしているようだ。

久しぶりに通りかかると、エントランスがきれいになってマンガの主人公たちのレリーフが多数飾られていた。特に気にもせず写真だけ撮って帰ってきたが、調べてみると、去年(2005)「杉並アニメーションミュージアム」としてリニューアルオープンしたそうだ。
見てくれば良かった。 (2006/7/30 追記)