2005年10月29日(土)

どりこの坂

東京都大田区田園調布1-53

どりこの坂

東急東横線の多摩川駅前には、昔々多摩川園という遊園地があった。昭和54年(1979)にテニスコートに替わり、その多摩川園ラケットクラブも平成12年(2000)に閉鎖されて、いまはその一部が田園調布せせらぎ公園として公開されている。その公園の北側に「どりこの坂」がある。

「どりこの」とは怪しい名前だ。大田区の説明によれば、この坂の付近に居を構えていた博士が作った清涼飲料水の名前に由来するという。一説によれば「どりこの」は、戦前に講談社が多角経営を図って販売した栄養ドリンクで、当時は相当の人気商品であったようだ。

ヘンな名前と言えば、「ドモホルンリンクル」が気になっている。販売元が“再春館製薬所”と言い、文字を並べ替えると“ホルモンドリンク”になるので、怪しい強壮剤の一種かと思ったら化粧品の名前だった。どんな語源があるのか知りたいところだ。

坂の上は高級住宅街になっており、どの家も玄関先に掲示された警備会社のサインがものものしい。中には、お城の石垣に窓を開けたような、全身石積みのお屋敷があってビックリした。

標柱の説明