永泉寺
東京都八王子市鑓水80
お地蔵さんといえば赤い前掛けと決まっているかと思ったが、鑓水の永泉寺で春らしい花柄をまとった洋風の六地蔵に出会った。
六地蔵には意味がある。6人のお地蔵様はそれぞれ、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天上の六つの世界(六道)の人々を救ってくれるというのだ。
永泉寺の本堂は鑓水の豪商・八木下要右衛門が母屋を寄進したものだという。その八木下家の跡に建てられている絹の道資料館には横浜から生糸の買い付けに訪れた外国人をもてなした異人館の跡が残っている。
お地蔵さんもこんな風に洋装して迎えたのかな、とはちょっと考えすぎ!?