2002年5月5日(日)

江の島

神奈川県藤沢市江の島

大勢の人で賑わう江の島

五月の連休はいつも暑い。もう夏が来たかと思うと、連休明けにちょっと雨が降り、梅雨に入って少し涼しくなってから本格的な夏を迎える。

この季節になると決まって思い出すのは山口素堂のこの俳句。

 目には青葉 山ほととぎす 初がつお

子供たちと海

ここで読まれている新緑の山は鎌倉で、カツオは相模湾で釣られて初物好きの江戸っ子の元へ運ばれた、と聞いたことがあるような気がするのだが確認するすべがない。あるいは、大学時代を横浜・鎌倉で過ごしたので、この季節に必ず見た鎌倉の緑が心に残ってそう思っているのかもしれない。

いずれにしても初夏の鎌倉・江の島はおすすめだ。

江の島水族館(※)のパンフレットによると、湘南海岸は東洋のマイアミビーチと言うらしい。ちょっと大げさな気もするが、真夏になる前の気候のいい日に青い海と白い波を眺めていると、まんざらでもない気がして「休日〜!」と言う気分になる。

気の早い子供たちが頭まで水をかぶって波とたわむれている。大人たちもズボンの裾をまくって足を波に洗わせている。

でも、どうしていつも気がつくと、まくったはずのズボンが濡れているんだろう?

※ 江の島水族館は平成15年(2003)に閉館し、翌年、新江ノ島水族館としてリニューアルオープンしました

藤沢市観光課の説明板