FARET立川(ファーレ立川)
東京都立川市曙町2
立川にある大きな買い物かごを見に行こうと思いつつ10年近い時が経ってしまった。それはシンガポールのタン・ダ・ウによるパブリックアートで「最後の買い物」と言う題がついている。
何の予備知識もなく、立川駅北口にあるらしいというかすかな情報を頼りに行ってみて驚いた。街中が様々なアート作品であふれているのだ。
平成6年(1994)に米軍基地跡を再開発してできたファーレ立川には、32ヶ国92人の芸術家によるパブリックアートが109ヶ所に置かれている。
左の写真のカラフルな椅子はフランスのニキ・ド・サンファルの「会話」という作品で、その後ろの「14人の首長の像」はナイジェリアのサンデー・ジャック・アクパンの手になる。右の写真は依田久仁夫の「手作りの椅子」に腰掛ける「タチカワの女」で、スペインのエステル・アルバルダネによる「タチカワの女たち」はこのほかにも何ヶ所かで見ることができる。
芸術の秋の散策に、ちょっと出かけてみませんか。
※ その他の作品は、右上の「街角美術館」のリンクからどうぞ