富士森公園
東京都八王子市台町2-2-3
立派な陸上競技場や野球場のある富士森公園の一角に、その名の由来となった富士塚がある。江戸時代初期に駿河の国から浅間神社を勧請して築かれたという。
台町という地名が表すように一帯は高台になっており、古くから「富士森の丘」と呼ばれていたが、明治29年(1896)に公園として整備された。春の桜、夏は団子祭り、秋には紅葉、また年間を通じて甲子園(高校野球)の予選を初めとする各種スポーツにと、四季折々に大勢の市民が集う名所になっている。
拝殿の裏手にまわって富士塚に登ってみた。急な階段を上っていくと、頂上にはさらに念を押すかのように富士山の形をした石が鎮座していた。