2004年1月18日(日)

御門訴事件記念碑

東京都武蔵野市八幡町3-8-1

御門訴事件記念碑

千川用水沿いの武蔵野大学(旧武蔵野女子大)前から用水に垂直に延びる五日市街道を200mほど東に行ったところに、自販機や住宅に挟まれて窮屈そうに大きな碑が建っている。明治時代初期の民衆運動「御門訴事件」の記念碑だ。

「門訴」とは聞き慣れない言葉だが、辞書には「江戸時代、多数の者が領主や地頭・代官の門前に集まって訴えること」(大辞林)とある。"御"の字がついて丁寧語になっているところに時代を感じる。

碑の前から南へ下る大師通は深大寺へ続く参道で、北から来た二本の道がこの碑の付近で合流して大師通になると玉川上水・大橋脇の説明板にあった。今は何でもない交差点も、以前は主要な辻であったようだ。

武蔵野市の説明板