2002年10月13日(日)

調布市花火大会

東京都調布市

調布市花火大会

うちの年寄りは、「樋口(ひぐち)さんの番号が見つからない」と言いながら電話帳の「し」のページを探しているような、根っからの東京・調布育ちだ。「尺玉百連発」で有名な調布市の花火大会は、そんな人たちがシャレで作ったのかなぁと、ちょっと思った。

「しゃくだましゃくれんぱつ!」

今年はワールドカップのキャンプ地に調布が選ばれたので夏が忙しかったとかで、花火大会が秋に延期された。毎夏、橋ごとに順繰りに行われる多摩川の花火が、調布の分だけ穴が空いて寂しかったが、空気が澄んできてから見るのもまた良いかも知れない。

昔は花火に落下傘がいれてあって、それを子供たちが拾いに走れるぐらい観客が少なく、地元の人だけののどかなお祭りだったが、今では一万発を越える花火が上がる一大イベントになってしまった。切れ目無く大量の花火が上がるのは華やかで見応えがあるが、「玉屋」「鍵屋」のかけ声をかける暇もなく余韻を楽しむこともできないのはちょっと不満かな。

それでも連続して何発も上がった後に、ひときわ大きな大玉が「これでおしまい(一区切り)」と言うようにど〜んと上がると一斉にため息が会場をおおい、一呼吸おいて盛大な拍手がわき起こった。