2005年11月5日(土)

京王線/玉川上水跡

東京都渋谷区初台1-38

初台駅前

調布市内で京王線の地下化工事が始まっている。生まれてからずっと京王線の走る姿を見てきたので、電車のない風景がどんなものになるのか、楽しみであり残念でもある。

柵

京王線の新宿駅が地下に潜ったのは昭和38年(1968)、その後、新線が開通して初台、幡ヶ谷も地下駅になった。幡ヶ谷駅付近から新宿の文化服装学院近辺まで甲州街道の南側に続く駐車場や公園になった細長い空間は、昔の京王線の跡らしい。真下を現在の京王線が走っており、所々に開いた通気口から電車の走る音が聞こえる。

ここは玉川上水の跡でもあるのだが、上水と線路はどんな関係だったのだろうか。一部に線路脇の柵のようなものが残っているが、当時のものかどうか今では判然としない。

区間の中でも初台駅付近は大きなケヤキの木が繁り、心落ち着く憩いの場となっている。